上付け(うわつけ)レンタンコンロの着火方法
写真のコンロがレンタン用のコンロです。
木炭用コンロとは大きく異なり円筒形をしているのが特徴です。
風で立ち消えすること無く長時間燃えているので、屋外での煮炊や暖を取るのによく使われます。
かつては屋内の掘りごたつや火鉢にもよく使わていました。
レンタンコンロにはいろいろな種類があります。
燃料のレンタンの大きさ、レンタンに火を付ける場合上につけるか下につけるか、この2点で分けられます。
大きさ
一般的なのは写真の4号レンタンです。
他に、5号、6号、7号とあり、数字に従って大きくなっていきます。
上か下か
レンタンに火を付ける時は片面にのみ火を付けますが、その火のついた方を上にするか下にするかでコンロの形が違います。
一般的なのは火のついた方を上にして入れる上付けレンタンコンロです。
上付けレンタンコンロの特徴として、集熱板やカバーと呼ばれる穴の開いた三徳のようなものが付いています。もう一つ円筒の上部の方に2次空気穴が開いています。
普通に考えれば燃焼面を下にしたほうがよさそうですが、そうすると一気にレンタンに火が回ってしまってレンタン特有の匂いが強く発生してしまので上付けが一般的になりました。