焼肉業界で最も使われているのは練り七輪。練り七輪の製造工程

焼肉屋さん、ホルモン屋さん、ホームセンターと一番皆さんが目にしている七輪が「練り七輪」です。

「練り」の意味は、粉砕した珪藻土を一度練る事から練り七輪と呼ばれています。
型に入れて形にするのでコストパフォーマンスの高い七輪を作ることが出来ます。

製造工程

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採掘
珪藻土は露天掘りという方法で採掘してきます。
地面の表土を除けて、珪藻土をパワーショベルで掘って工場に持ってきます。

 

粉砕・土練
細かく粉砕します。
土練機という機械で一回練ってからもう一度細かくします。

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成形
型に入れプレスして七輪の形にします。

乾燥

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焼成

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化粧
珪藻土は湿気を吸いやすく湿気の吸放出を繰り返していると傷んでくるので塗装して湿気を吸いにくくしています。

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金具打ち

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梱包

 

練り七輪の誕生

昭和の初め頃、未だガスが普及しておらず七輪が家庭のコンロの重要な役割をしていた頃、イソライト工業が和倉の珪藻土で七輪を作るために始めた製法と言われております。

それまでは珠洲で切り出し製法のみにて珪藻土製の炭火コンロは作られておりましたが、他地域で他の土で作られた物に比べ熱効率がずば抜けてよかった事から大量生産の必要性が出てきたこと。
輸送の関係で鉄道が通っている和倉での生産と言う事から(和倉の地層では切出し製法はできません。)生まれました。

七輪といえば朝顔型の形状が一番先に思い浮かぶと思いますが、朝顔型の形状も、七輪という名前もこの頃生まれたと言われています。

 

雑記

焼肉屋さんの七輪は肉の油やタレで汚れがつきやすいです。
また長い稼働時間で直ぐに痛むことから切り出し七輪では採算がとれません。
お店では練り七輪を採用される方が多いのですが、中国産は形だけで断熱性能が極端に低いことが多いので炭の使用量や冷房費用で差が出てきます。

当社の練り七輪は切り出しコンロと断熱性能だけで言えばあまり変わりません。
形状の違いでの効率の違いがあります。

練り七輪のページはこちら。