炭火を愛でるという楽しみが珪藻土七輪にはあります。

遠赤外線や湿度のない火、あるいは灰が食材のうま味を引き出すことで使われている炭火ですが、もう一つ「燃える姿の美しさ」も魅力的なところです。

キャンプの教育的効果の中に焚き火があります。
大きな丸太を組んで何十人もの輪を作ってフォークダンスを踊る・・・のも良いのですが。
小さな焚き火を眺めながら会話をすると心が開放されていくと言うのです。
実際私もボランティアの野外活動で、焚き火を囲んで子供達が好きな娘の事など話してくれるのをずっと聞いていたことがあります。

炭火もまた、その塊の中で燃える姿は心を開放してくれます。

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写真はBQ8Fに本来はお茶を立てるときに使うクヌギの黒炭を入れてもやしています。
備長炭や楢炭も美しいですが、放射状に伸びる木目の美しさはお茶炭が優っています。

木炭は本来いくつも折り重なっていないと燃えないと言われているそうで、これは発火点(物が自分で燃え始める温度)が高い為と思われますが、珪藻土七輪は高い断熱性でそれを助けますので少ない炭でも最後まで燃えてくれます。

ぜひとも、炭火の燃える様子を眺めてみてください。

ただし、まわりが少し暗くならないと炭火の燃える様子は見えませんので日中は無理です。
写真は実際にはとても暗い所で撮影しています。
ISO800で絞りf11 8秒という長いシャッター速度です。