着火剤で炭火を熾す

アルコール系のゼリー燃料を使用して炭火を熾す方法です。

木炭はナラ材の黒炭を使用しています。
備長炭や成型炭等はこの方法では火を熾せませんのでご注意ください。

備長炭などの方はさんまを炭火でキレイに焼く方法。のビデオの前半で熾し方を実演していますのでそちらを参考にしてください。

炭の量
まず七輪に炭を入れます。
実際に使用する状態に一度広げてみるのがポイントです。
七輪の種類や、欲しい火力によって炭の量は変わりますが、炭が1段から1.5段位になるようにするのがだいたい標準的な炙りのスタイルです。コレを基準に増減して好みのスタイルを探っていってください。

風口を全開にしておきます。

着火剤を置く
着火剤を置きます。
着火剤の種類は色々有ります。今回使用しているのはパックに入ったアルコール系ゼリー燃料。
パックのまま使用します。置き方のポイントは立てて置く事です。
炭で軽く挟んで立てます。何故かと言うと寝かせて七輪の下部と広い面積で設置していると着火剤がよく燃えなくなるからです。同様に炭で強く挟むと着火剤の燃え方が良くないので軽く挟むようにしてください。

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着火剤に火を付けます。

着火剤で炭火熾し2
火ばさみを使い、炭で着火剤を囲います。
挟むときと同様、着火剤に軽く触れる感じで炭を積み上げていくと早く火が熾ります。
上にそっとフタをするような感じで炭を乗せて炭に火がまわるのを待ちます。
急ぐ時はうちわ等で横の風穴から風を送ると早く火がまわります。

着火剤で炭火熾し3
何もしなくても着火剤火を付けてから20分ほどでこの様に炭に火がまわります。

着火剤で炭火熾し4
時間は炭の状態によって変わりますので、あくまで時間ではなく火のまわり具合で判断してください。

着火剤で炭火熾し5
熾きた炭を七輪全体に火バサミで広げて準備完了ですが。
七輪の内壁が充分に温まったほうが美味しく焼けますので、後ちょっとだけ待ってから炙り始めることをおすすめします。