炭火をおこす
木炭に直接ライターやマッチの火を当てても木炭に火は着きません。
一旦、燃え易い物に火をつけて、その火を炭に移していきます。
着火剤というのがあります。ゼリー状のものや固形のもの色々あります。
どれを使ってもかまいませんが、ゼリー状の着火剤を火をつけた後に追加するのは極めて危険ですのでやらないでください。
また、アルコール系の炎は見えにくいので、炎が見えなくても実は燃えていることがあります。遠くからゆっくり手を近づけていって、確認してください。
着火剤が無い場合、新聞を軽くひねったもの、割り箸、小枝等を使用してください。
いずれの場合も、火種の上に炭を入れていくわけですが、炭を火種に軽く覆いかぶさるようにしてください。
ぎっちりつめたり、火種との隙間が無いと火種の火が消えます。
新聞はかなり難しいので、割り箸や小枝等を用意したほうが良いです。
難しい新聞紙で炭に火をつけてみました。
新聞の場合、着火時の煙や灰の飛散が多いので、着火は必ず外で周りに可燃物が無い事を確認して行ってください。
風口は全開にしておきます。
新聞紙半分を4つ用意します。
3回折って軽くひねります。
この時折るのは綺麗にではなく雑にぐしゃぐしゃとやってください。
4本とも七輪に縦に入れます。
1本抜いて火をつけます
戻して4本とも火がつくようにします。
新聞の間に小さい木炭を6個くらい放り込みます。
押し込むと新聞の火が消えますので、放り込む感じで。
下の風口から軽く扇いで、新聞の火が勢い良く燃える様にします。
新聞の火が消えた後、こんな風に炭が燃え始めていることを確認してください。
しばらく、軽く扇いでやるとこんな風になります。
新聞の火が消えた段階で炭の火に力があれば扇がず放置してもかまいませんが、新聞の灰が空気の流れをふさいでしまう事があるので軽く扇いで灰を飛ばしたほうが良いです。(灰の火には気をつけてください)
これで火起こし成功です。